新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ウイルス治療とは関係のない医療現場でも、警戒を強める動きがある。

こいけ歯科医院・小池匠院長「歯を削ったりするときに出る“水しぶき”は、感染リスクが高いので、(テーブルの上には)一切置かないようにしています」

川崎市の歯科医院では、歯の治療中の接触や飛沫(ひまつ)による感染リスクを防ぐため、これまでも滅菌や座席の消毒などを行ってきたが、今回、さらに対策を強化した。

小池匠医師「(バキュームを)引っ張りだしてきました。このバキュームで飛沫など吸い込むことで、コロナウイルス対策をしている」

治療の際に出る飛沫を、特殊なバキュームで吸い取るほか、診察する患者の数を減らすなどして、感染の予防に務めている。

一方、さいたま市の産婦人科医院では、緊急事態宣言を受けて、夫らの立ち合い分娩(ぶんべん)を中止したほか、院内への立ち入りも、受診する本人だけに制限している。

かしわざき産婦人科・柏崎香織医師「立ち会い(分娩)は申し訳ないが全面的に中止させていただいて、まずは生まれてきた赤ちゃんとお母さんの健康を第一優先させる」

さらに、里帰り出産についても、注意を呼びかける一方で、里帰り出産ができなくなった妊婦も積極的に受け入れている。

かしわざき産婦人科・柏崎香織医師「赤ちゃんとお母さんが、無事に退院していただくことが、われわれの使命」

(2020/04/16)

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