08月29日 18時29分
実家に大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の罪に問われている、この春、採用された元警察官の男の裁判が29日から始まり、男は起訴された内容を認めました。
この裁判は、この春、京都府警察本部に採用された元巡査で梅北亘被告(23)が、ことし7月、大阪・守口市の実家に大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の罪に問われているものです。
29日、京都地方裁判所で開かれた初公判で、梅北元巡査は「間違いないです」と起訴された内容を認めました。
このあと、検察側は「元巡査は大学在学中から知人から大麻を入手して、月に1度から2度の頻度で使用し、警察学校に入校してからも外出許可が出ると大麻を使用していた」と指摘しました。
そのうえで、梅北元巡査が警察学校の中で同僚の腕時計を盗んだ疑いで、警察が実家を捜索した際、大麻2グラム余りが部屋のベッドの下から見つかったことや、外国人の密売人からことし6月、大麻を入手していたことを明らかにしました。
梅北元巡査は、警察学校内で同僚の腕時計や携帯音楽プレーヤーを盗んだ罪にも問われていて、今月5日、京都府警察本部を懲戒免職になっています。
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