伊豆の国市で、マダニにかまれたとみられる70代の女性が感染症にかかり死亡しました。県内での死者は2019年に入って初めてです。
 県の疾病対策課によりますと7月22日、伊豆の国市に住む70代の女性が県東部の医療機関に救急車で運ばれ、7月23日夜、死亡しました。検査をしたところ血液からはマダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」の病原体が検出されました。マダニにかまれた時期や場所は分からないということです。
 県内での感染確認は2019年に入って4人目で、死者が出たのは初めてです。また、2018年までの4年間では13人が感染し、そのうち4人が死亡しています。マダニは、秋にかけて活動が盛んで、県では、野山や草むら畑などに入る場合は肌の露出を少なくするように注意を呼び掛けています。

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