安倍総理の持病「潰瘍性大腸炎」とは、どんな病気なのでしょうか?

8月17日とその一週間後の8月24日、立て続けに病院へ入った安倍総理。持病の「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)」は国が指定する「指定難病」のひとつです。

「難病情報センター」によりますと、潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に潰瘍などができる炎症性の疾患で、下痢や腹痛、血便などの症状が起きます。重症になると発熱や体重の減少、貧血などの全身症状が起きるということです。

治療は原則として、薬による内科的治療が行われ、多くの患者はこの治療で、症状が改善したりなくなったりするといいます。しかし、再発する場合も多く、症状がない状態=「寛解」を維持するためには継続的な投薬治療が必要です。

ただ、こうした内科的治療で良くならない場合には手術が必要となり、その際は大腸の全摘出が行われます。

この病気になる原因はまだわかっていませんが、腸内細菌や免疫機能の異常などが関係しているのではないかとの研究があります。

(Nスタ 8月28日放送)

#潰瘍性大腸炎 #安倍首相

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