新型コロナウイルスの感染拡大は、皇室の活動にも大きな影響を与えている。
天皇ご一家は今、どのように過ごされているのか。
また、相次ぐ行事の中止に、皇室ファンの思いは。
4月、お住まいの赤坂御所に、政府の専門家会議の尾身茂副座長を招かれた天皇皇后両陛下。
お2人ともマスク姿で、ソーシャルディスタンスを確保し、尾身副座長から新型コロナウイルスの特徴などについて説明を受けられた。
新型コロナウイルスの感染拡大は、両陛下の暮らしにも及んでいる。
宮内庁担当・宮崎千歳記者「(両陛下のご様子は?)ご自身が感染しないように、非常に気をつけて過ごされ、外部との接触も本当に控えていらっしゃる」
3月までは、マスクをせずに皇居に向かわれていた両陛下。
4月になると、マスク姿で皇居へ。
そんな両陛下を気遣われているのは、学習院大学の入学式などが中止となった長女の愛子さま。
宮内庁担当・宮崎千歳記者「両陛下におうつししないということを、非常に重く受け止められていらっしゃる。お住まいで、大学の授業再開に向けた準備を静かになさっていると」
宮内庁では、皇室の方々への感染を防ぐため、側近も2班態勢に近いシフトを組み、在宅勤務やマイカー通勤も活用している。
3月、東京・港区高輪の仙洞仮御所に転居された上皇さまは...。
宮内庁担当・宮崎千歳記者「“自分のことはいいから、健康にしっかり気をつけてほしい”と、職員に声をかけられていると聞いている」
一方、「皇室の方も、何もかも中止、中止で大変だと思います」と心配するのは、皇后・雅子さまファンの白滝富美子さん(79)。
白滝富美子さん「“あっ目線がこっちに来ている”という感じで。ちゃんと窓を開けてくれて、お手振りして、いい笑顔をくれるんですよ。それでわたしも、元気のパワーをもらう」
新型コロナウイルスによる行事の延期や中止に白滝さんは、「もう我慢我慢です」と話した。
「人類にとって大きな試練」と感染の拡大について述べられた陛下。
宮内庁担当・宮崎千歳記者「今、現場の医療は、どういう状況で、これからどういうことが必要なのか、正しく知識を得て、理解を深めたいと、そういう思いを強く持っていらっしゃる」
医療現場の苦労を案じ、皆が心を1つにして、苦難を乗り越えることが大切との思いを強くされていて、今後も専門家から説明を受けられるという。
(2020/04/19)
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