急激な減圧が空き缶ロケット打ち上げの引き金となる!! 最高記録は26.1cm.

空き缶ジャンプ実験の第四弾。
同じような内容の投稿で恐縮です。空き缶が何cmほどジャンプするのか知りたくて、この実験をしました。何種類かのアルミニウム空き缶を用意し、水を入れ加熱し、それを逆さにして水で急冷する。缶内は急激に減圧となる。大気圧で下に押し込まれようとするのを金網で邪魔をすると、缶に入った水に押されてジャンプする。
物差しを立てて実験をする。高さの測定は、動画から書き出した静止画を読み取って行った。mm単位の誤差はありうる。
やはり、135ml缶が短くて軽いのでよく跳んだ。最高記録はなんと26.1cmだった。素早く水につけるのが肝要に思えた。
今回はプルタブを取り除いた。冷却水には氷を入れなかった。氷を入れたら記録はどうなるか?
高く跳ばすには、空気をしっかり追い出すこと、熱伝導がよく、軽く背丈の低い空き缶であること、素早く冷却することでしょうか。
水ロケットなどは加圧によって推進力を得る。ところがこの実験では、急激な減圧がジャンプの引き金となっている。を得ている(新型推進装置 新型エンジン? 笑い) 。
エネルギー的には、ガスコンロからの熱エネルギーが缶内の水を沸騰させ、空気を大気中に追い出す仕事をした。空き缶を冷却したときは、追い出されて位置エネルギーを得ていた空気(つまり大気)が水面を押して水を持ち上げる仕事をし、持ち上げられた水が空き缶を持ち上げる仕事をしたと考えればいいのでしょうか。

ガスコンロは水浸しになったが、楽しい実験だった。

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