新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた医師が、副反応を経験した際の状況を明らかにした。
昭和大学病院・前田佳子医師「だんだん悪寒、寒気がひどくなってきて、頭痛もひどくなってきて。もうなんか動けなくなっちゃって」
東京都内の病院に勤務する医師は、1回目の接種後の症状は腕の痛みだけだったが、2回目の接種翌日には、体温が一時38度2分まで上がり、頭痛やだるさで動けない状態だったという。
また周囲には、仕事を休んだ人もいたということで、この医師は、副反応に備えた心構えが大事だと指摘する。
昭和大学病院・前田医師「仕事をされている方は、特に翌日は休みを取るか、(翌日が)休みのときにやるか、考えた方がいいのかなと。頭痛、倦怠(けんたい)感、発熱とか非常に多く、解熱鎮痛剤のようなものが効くと思う」
先行接種を受けた医療従事者2万人の調査では、1回目の接種後に発熱した人は3.3%だったのに対し、2回目は38.1%と増加し、頭痛や倦怠感を発症する割合も高くなっている。
#新型コロナウイルス
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