訃報です。がんのため今年3月に退任し闘病中だった福岡県の小川洋前知事が亡くなりました。72歳でした。
福岡県によりますと、小川前知事は1日午前11時7分、福岡市の九州大学病院で亡くなりました。
肺腺がん治療のため入院中でした。
小川前知事は福岡市早良区に生まれ、地元・修猷館高校出身で旧通産省に入省して特許庁長官などを歴任した後、2011年4月の知事選で初当選しました。
その後、3期10年にわたり知事を務め、在任中、九州豪雨では陣頭指揮をとって災害復旧に尽力しました。
また「沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録に向け国に積極的に働きかけるなどして、見事実現させました。
しかし、今年3月肺腺がんのため任期途中で知事を退任、闘病生活を続けていたということです。
服部知事は「県民幸福度日本一の福岡県を目指して、故郷のために県民の皆様のために全力を尽くして来られました。私としても、この間副知事としてお仕えさせていただいたことを、誇りに思っている次第でございます」
通夜や葬儀は親族のみで行われるということです。
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