秋篠宮妃紀子さまの父親で学習院大学の川嶋辰彦名誉教授が4日正午前に東京都内の病院で亡くなりました。81歳でした。
川嶋辰彦さんは経済統計学などを専門とし、国土交通省の専門委員会なども務めてきました。
川嶋さんは東京大学を卒業し、東京大学大学院を経て、渡米。アメリカ・ペンシルベニア大学大学院で博士課程を修了し、大学院で専任講師を務めました。
そのため、紀子さまは1歳から小学1年生までペンシルベニアに住んでおられました。
また1977年、川嶋さんはオーストリア・ウィーンの国際的な研究機関の主任研究員に。紀子さまは小学5年生から中学1年生までウィーンでお過ごしになられたのでした。
後に紀子さまの長女・眞子さんがウィーンにホームステイした際に滞在された場所は、紀子さまのウィーン時代の知人宅だったそうです。
1990年6月、秋篠宮さまとのご結婚。「結婚の儀」当日の朝。川嶋さんは自宅から紀子さまを見送りました。当時の住まいは大学の教職員住宅。その庶民的な暮らしぶりから、紀子さまは「3LDKのプリンセス」とも呼ばれました。
愛娘の手をしっかりと握った川嶋さん。「結婚の儀」で、十二単(ひとえ)をまとった紀子さまの姿に何を思ったのでしょうか。
学習院大学・川嶋辰彦名誉教授:「(Q.嫁がれる前に紀子さまからあいさつが?)お元気で行ってらっしゃいませと申しました。『行って参ります。ありがとう存じました』と笑顔を見せてくれました」
さらに翌91年、うれしい出来事がありました。川嶋さんにとって孫になる、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さんが誕生したのです。
時は流れて30年後の先月26日、眞子さんは結婚しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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