また電車内で事件です。8日朝、新幹線の車内で床に火をつけようとしたとして、男が逮捕されました。「京王線の事件の真似をした」と供述しています。
8日朝、九州新幹線の車内で放火事件が発生。
広島発鹿児島中央駅行きの九州新幹線。走行中に非常ブザーが押され、緊急停車しました。
新幹線に乗り合わせていたJR九州の社員らが、火をつけた男を取り押さえ、新八代駅で警察に引き渡しました。
放火未遂の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区の職業不詳・三宅潔容疑者(69)。
事件の内容はこうです。
午前9時前、熊本県内を走行する下りの新幹線。三宅容疑者が座っていたのは、3号車の前から6列目、3座席の通路側です。
その座席の下が黒く焦げているのが分かります。
三宅容疑者は、車内の床に液体をまきライターでレシートに火をつけて床に投げます。
三宅容疑者の供述:「京王線の事件の真似をした」
先月、東京の京王線車内で起きた事件。三宅容疑者はこの事件をニュースで見て、真似をしたと供述をしているということです。
走行中の新幹線でこうした事件に遭遇した時、私たちはどうすればよいのでしょうか。
鉄道アナリスト・川島令三氏:「SOSボタンがすべての車両に付いている。車両には防犯カメラがあるので そのモニターが運転指令室で把握できる。運転指令室はすぐに乗務員に対してどうするかを指示するシステムになっている」
今後の対策として、乗車前の手荷物検査などは可能なのでしょうか。
鉄道アナリスト・川島令三氏:「 客が多すぎて無理 。自動改札機に金属探知機を置くという意見もあるが、なかなか難しい。他の金属でできているものでは反応するので」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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