「ジブリパーク」の開園日が11月1日に決まりました。愛知県の愛・地球博記念公園で、建設中のパークの一部が公開されました。
「ジブリパーク」は、スタジオジブリの作品の世界を表現した公園です。27日に開かれたメディア向けの発表会では、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーも登壇。開園日が「11月1日」と発表されました。チケットは「日時指定」の「事前予約制」だということです。
「想像力を働かせてみてください。そうすれば、全体像が垣間見えるはずです。僕は手ごたえを感じ、本当にこの仕事をやって良かったなと」（スタジオジブリ 鈴木敏夫プロデューサー）
ジブリパークは、まず3つのエリアがオープンします。このうち、27日に公開されたのは「青春の丘」と「ジブリの大倉庫」の2つのエリアです。
まずは「青春の丘」。ジブリパークのメインゲートです。映画「耳をすませば」の主人公・雫が訪れるアンティークショップ「地球屋」が造られます。劇中に出てくる大きなカラクリ時計や、バイオリン工房なども再現されるということです。
さらに、様々な作品が展示される「ジブリの大倉庫」では、ピンク色に塗られた一室が、子どもたちが遊べるネコバスを置いたスペースになるということです。
エリアの巡り方は「来館された人が自分で探していただければ」
このエリアの楽しみ方を、ジブリパークの監督を務める宮崎吾朗監督が教えてくれました。
「ロボット兵やアリエッティの庭がありますが、ここから見えない向こう側にある。どうやって行けばいいかは、来館された人が自分で探していただければ」（ジブリパーク 宮崎吾郎監督）
3つ目のエリア「どんどこ森」は「となりのトトロ」を舞台にしたエリアで、高さ5.2mのトトロが登場することが、27日に明らかになりました。木製の遊具で、子どもが中に入って遊ぶこともできるそうです。
2023年度には、「もののけ姫」の舞台をイメージした「もののけの里」と「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」の舞台をイメージした「魔女の谷」が追加でオープンし、ジブリパークは完成します。
ジブリパークの楽しみ方について、宮崎吾朗監督は発表会で「楽しみ方は、みなさんが見つけてくだされば1番いい」と語りました。
(1月27日15：40～放送メ～テレ『アップ！』より)
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