大阪・北新地のクリニックで25人が死亡した放火殺人事件で、死亡した容疑者の男のスマートフォンに「死ぬときくらい注目されたい」などといった検索履歴があったことが分かりました。

去年12月17日、大阪・北新地のクリニックが放火され、25人が死亡した事件。女性1人が現在も意識不明の重体です。

警察は谷本盛雄容疑者(61)を容疑者と特定しましたが、12月30日、谷本容疑者は死亡しました。

警察によると、クリニックの防犯カメラには谷本容疑者がガソリンを撒き、ライターで火を付ける様子などが映っていました。

警察は、谷本容疑者がクリニックに通院していたことから、電子カルテを復元しました。カルテには、谷本容疑者がおよそ5年前から去年まで112回通院し、診察時に「夜眠れない、体がだるい」などと訴えていたことが記録されていたということです。

また、最後に診察を受けた去年12月3日には、消火栓の扉の前で何かするような姿が防犯カメラに映っていて、事件後現場から消火栓の扉に建築資材が塗られていたことが分かりました。

そして、現場からは谷本容疑者が使用していたスマートフォンが見つかりました。スマートフォンには、「死ぬときくらい注目されたい」、「日本史上最悪の凶悪事件はどんな事件がありますか」などと検索していた履歴があったということです。

スマートフォンの電話帳は0件で、交友関係も確認されておらず、銀行口座の残高もゼロ円だったということです。

警察は、こうした状況から、孤独で生活に困窮した谷本容疑者が、自暴自棄になり他の人を巻き込み自殺する「拡大自殺」を図った疑いもあるとみています。

警察は今後、容疑者死亡のまま書類送検する方針です。

カンテレ「報道ランナー」2022年1月14日放送
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