愛知県長久手市にオープン予定のジブリパークが27日、公開されました。ジブリパークの全貌は?宮崎吾朗監督を単独インタビューしました。
今年の秋に愛知県長久手市、愛・地球博記念公園に誕生するジブリパーク。
3週間前のドデスカでどこよりも早くジブリパークについて放送しましたが、その時はいろんなものが、ベールに包まれていた状態。
ジブリ作品にちなんだエリアを目の前にワクワクした反面、情報がまだまだ少ないため、もっと知りたいと、ウズウズした気持ちにも。
そんな中、27日、ジブリパークに進展が…。ある情報を公開するために説明会が行われたんです。
「このあとジブリパークの説明会が始まります。多くの報道陣が集まっています」(望木アナウンサー)
会場にはテレビカメラ15台、100人以上の報道陣が新情報を今か今かと待ちわびていました。
すると、大村知事から。
「2022年11月1日に開園することと致しました」(大村秀章知事)
「ついにオープン日が明かされました。2022年11月1日です」(望木アナウンサー)
新情報として発表されたのは開園日、約10か月後の11月1日に5つのエリアのうち、まず3つのエリアが先にオープンすることが発表されました。
他に新情報はないか?配られた資料に隅々まで目をとおしていたその時…
工事現場に初潜入 「耳をすませば」の地球屋やシンボルツリー
「きょうは工事の様子を見て、ご案内したい」(ジブリパーク 岡村徹也プロデューサー)
これまで、建設中の建物はシートで覆われて中がどうなっているか分からない状態でしたがそれを、今回は、近くで見せてくれるというのです。
公開されるのは 11月1日にオープンする3つのエリアのうち「青春の丘」と「ジブリの大倉庫」の2カ所。
「青春の丘」は、ジブリパークの玄関となる場所です。
「耳をすませば」で主人公が訪れるアンティークショップ「地球屋」を現在建設中、ということで、ヘルメットを着用しカメラマンとして撮影してきました。
「『青春の丘』 初潜入です。目の前に『耳をすませば』のロータリー。シンボルツリーですね。その奥にあるのが『耳をすませば』の地球屋ですね」(望木アナウンサー)
映画で登場する地球屋が、まだシルエットだけですが、見事に再現されているようです。
「壁、そして窓枠かな。チラチラと見える部分はあります」(望木アナウンサー)
地上2階 地下1階となり、完成したらもちろん中に入ることもできます映画同様、バイオリン工房も作られるといいます。
完成すれば9600平方メートルにわたりジブリの世界が広がる
つづいては、「ジブリの大倉庫」。
温水プールだった建物の中に、「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」、「借りぐらしのアリエッティ」などの世界を表現しているということですが。
「このあたりには大がかりな階段が上の方まで続いていますね。ウェーブがかかっている変わった形の階段ですね。上には目玉がついたオレンジ色の建物。なんだか異国情緒を思わせます」(望木アナウンサー)
27日は、一部分しか見せてもらえませんでしたが完成すれば、9600平方メートルにわたりジブリの世界が広がるんだとか…。
取材を進めていると、望木アナウンサーがある方を見つけました。
「あ!宮崎吾朗監督がいらっしゃいます。自らジブリパークの大倉庫を案内しています」(望木アナウンサー)
そこにいたのは、宮崎吾朗監督。
宮崎駿監督の息子さんでジブリ映画「アーヤと魔女」や「ゲド戦記」などを手掛けた監督です。
今回、ジブリーパークの監督を務めているということで27日、報道陣に説明をしていました。
宮崎吾朗監督「都市公園の中に公園施設として作るので、ジブリっぽくて良い」
ダメもとでインタビューをお願いしたらOKしてもらえました。いろいろ伺いました。
「ジブリパークができるだけでもうれしいのに、それが愛知で地元の皆さんは本当にうれしいことなんです。どうして愛知県長久手市なんでしょうか」(望木アナウンサー)
「『テーマパークをやりませんか』みたいな話は過去にいろいろと頂戴しているんですが、愛知県から声をかけていただいて、『これはお金もうけじゃないよね』と思った。都市公園の中に公園施設として作るので、ジブリっぽくて良いかもしれないという感じがあった。そこは大きかった」(宮崎吾朗監督)
ジブリパークのある長久手市に吾郎監督はこんな印象をもっていまいた。
「すごく良い場所だと思う。観覧者があるところに行くと市街が一望できて空が広く感じる。特に夕方、夕日が逆光で見えるとすごく良い眺めなんです。魅力的な場所」(宮崎吾朗監督)
単独インタビューで明かされた最新情報
次にジブリパークの見どころを聞いたところ、意外な答えが返ってきました。
「宮崎監督の思いがこもっている、特にここが目玉、そんな場所はありますか」(望木アナウンサー)
目玉スポット聞くと、どういう理由かわかりませんが、後ろのイラストを手で隠しました。
気になったので詳しく聞くと、これは、高さ5.2mの木製の遊具なんだそうです。
「トトロの口の中にお子さんたちが入っているように見えるんですが」(望木アナウンサー)
「これねトトロじゃなくて『どんどこ堂』なんです」(宮崎吾朗監督)
「あ、トトロではないんですね」(望木アナウンサー)
「どんどこ堂なんですよ」(宮崎吾朗監督)
望木アナウンサーがトトロだと呼んだものは、どんどこ堂というそうで…。
「お子さんは中に入れるようになっています。保育園児が5人ぐらいは入れる。サツキとメイの家の裏山にあって、これが向いている方が公園の中心の方になる。なので、公園全体の守り神のような存在になれば良いな」(宮崎吾朗監督)
このどんどこ堂には こんな秘密が隠されていました。
「これね、片側だけに顔があると、片側だけ写真を撮る人で混むんじゃないかと言われたので、両側とも顔になっているんですよ。裏側も顔なんです」(宮崎吾朗監督)
なんと裏側にもこの顔があるといいます。この情報、ドデスカ!だけに教えてくれました。
最後に吾郎監督からメッセージが。
「頑張って作っています。それは僕だけではなくて、このプロジェクトに関わるいろんな人たちが頑張ってくれているので、その人たちと一緒に作り上げていきたいと思いますので、秋の開園を楽しみに待っていてください」(宮崎吾朗監督)
(1月28日 6:00~放送 メ~テレ『ドデスカ!』イマネタより)
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