ワクチンの3回目の接種が進まない中、岸田首相が、「1日100万回」の接種を掲げた。

2月下旬にも実現するとしている。

ワクチンの3回目接種を加速させるため、自衛隊の大規模接種が、大阪府の会場で7日から始まった。

オミクロン株が猛威を振るう中、全国の3回目接種率は、7日発表の時点でわずか5.9%。

遅れを挽回しようと、岸田首相は7日、接種の目標回数について、初めて具体的な数字を挙げた。

岸田首相「2月のできるだけ早期に1日100万回までペースアップすることを目指して、取り組みを強化してまいりたい」

岸田首相は、2月後半には職場接種が始まることなどを挙げ、2月下旬にも1日100万回に達すると強調した。

3回目の接種は現在、予約の状況に空きがあれば、2回目から6カ月以上経過した人が追加で接種を受けられる。

埼玉・狭山市では、地元の金融機関でも3回目の接種が予約できるようにした。

埼玉・狭山市とタッグを組んだのは、地元の信用金庫。

信金の職員が窓口で、インターネットに不慣れな高齢者の予約をサポートしていた。

3回目接種予約した人(70代)「まさか信用金庫でやってくれるとは、買い物ついでによかった」

狭山市では、公民館などでも予約を受け付けていて、これまで接種券が届いた人のおよそ7割が予約済みだという。

東京都では7日、新たに1万2,211人の感染が確認された。
月曜日としては、過去最多。

中でも、65歳以上の占める割合が9.4%に上昇。

先週に比べ1.7%増えていて、感染者が若年層から高齢者にシフトしつつある。

一方、愛知など東海3県の知事は、7日午後、13日が期限となっているまん延防止等重点措置の延長を政府に要請する方針を確認した。

6日後に期限を迎える東京や愛知など13都県のまん延防止措置について、政府は、2~3週間程度延長する方向で調整していて、10日までに正式に決める見通し。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

powered by Auto Youtube Summarize

おすすめの記事