ロシア国防省は、軍事演習していた部隊の一部が撤収しはじめたと発表したが、NATO(北大西洋条約機構)は撤収は確認できていないとしている。

ロシア国防省は15日、ロシア国内で軍事演習していた部隊の一部が、任務を終えて撤収しはじめたと発表した。

具体的な演習場所や撤収する部隊の規模などは明らかにしなかった。

これに対して、NATOの事務総長は「緊張緩和や撤収の動きは確認できていない」として、引き続きロシアの動向を見極める方針を示した。

緊張が高まる中、アメリカは、ウクライナの首都・キエフにある大使館機能をポーランド国境に近い西部リビウへ一時的に移転すると発表したほか、日本もリビウに臨時の連絡所を開設し、日本人保護にあたるとしている。

こうした中、プーチン大統領は首都・モスクワでドイツのショルツ首相と会談した。

外交交渉による事態打開が期待されているが、依然、予断を許さない状況が続いている。

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