香港に駐在する中国人民解放軍の活動を紹介する動画が公開されました。デモ隊を制圧する訓練映像もあり、長引く市民の抗議デモを牽制(けんせい)する狙いがありそうです。 盾を構えて突き進む解放軍の兵士たち。通りを封鎖し、デモ隊に催涙弾のようなものを発砲。放水してデモ隊を制圧するまでさながら実戦のように映像は構成されています。香港に駐在する中国人民解放軍がSNSに公開したのは「初心を忘れず香港を守る」というタイトルの動画です。治安維持のほか、「反テロ」や「防衛」の項目では香港の街に見立てたビルや船への突入、軍艦やヘリコプター、地上からのミサイル発射訓練も盛り込まれています。動画の最後には市民のインタビューが添えられ、「解放軍と香港市民は一体だ」などと語っていて、人民解放軍の活動を賞賛しています。8月1日は軍の創設記念日にもあたり、中国本土への容疑者の引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正に反対する市民の抗議デモに対して、“市民から信頼を得ている人民解放軍の出動”を強く意識させ、牽制する狙いもあるとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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