ついにロシア軍がウクライナに侵攻した。
ウクライナとその周辺の地図。
ロシアが一方的に独立を承認し、住民を保護するとした親ロシア派の共和国は、ウクライナ東部。
しかしながら、24日にウクライナが砲撃を受けたと受けたと発表したのは、首都キエフ、そしてハリコフ、ドニプロ。
さらに、南東部のマリウポリにロシア軍が上陸したという報道が出ている。
さらに、ロシア軍の軍用車両が、ロシアの同盟国のベラルーシからウクライナに侵入したという情報も入ってきた。
攻撃の対象は、東部に限らず、ウクライナ全土に及ぶおそれもあるとみられる。
首都キエフからおよそ460km、ベラルーシとの国境からおよそ200kmほど離れた、ウクライナ西部の町・リビウにいる立石修記者が、中継で現地の様子をお伝えする。
ウクライナの西部にあるリビウの中心部にいるが、サイレンの音が響いている。
これまでに爆発音などは聞こえていないが、街の中心部から100kmほど離れた軍事施設に攻撃があったとの情報が、日本時間24日午後に入ってきたが、確認は取れていない。
町の様子を取材したところ、ATM(現金自動預払機)の前には行列ができていたほか、出国のための新型コロナウイルス検査場にも普段より多くの人々が来ていた。
また空港では、空の便がストップしている。
アメリカから来た観光客は、荷物をまとめてすぐにポーランドに脱出すると話していた。
ウクライナ市民の女性は、パニックは起こしていないが、子どもの命は守りたいと話していた。
ウクライナ政府は、避難の呼びかけではなく、家にとどまるようにとの指示を出している。
一方で、西部にあるリビウには、親ロシア派が支配する東部地方から脱出して来た人の姿が多く見られている。
リビウ市では、これまで学生への応急手当の訓練やシェルターの準備、また輸血用の血液を増やすなどの対策をとっていて、今後の状況を市民は注視している。
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