【イベント詳細】
https://glbs009.peatix.com/

【企画趣旨】
 近年、新たな市場を求めて地方の企業が国外市場へ事業展開する動き(グローカル・ビジネス)が活発になっています。しかし、地方の中小企業が国外市場を正確に捉えて持続可能な事業展開を行うことは、海外人材の不足(語学能力含む)、ITスキル、カントリーリスク等一般的にはまだまだハードルが高いのが現実です。

 そこで、グローカル・ビジネスの実態把握を通じて特有のマネジメント理論の確立を目指して研究している明治大学奥山研究室と、地域企業に対し都市人材の海外ネットワークやスキルをプロボノ活動によって提供してグローカル・ビジネスの支援に一定の成果を上げているNPO法人ZESDAが協働し、地域の中小企業におけるグローカルビジネスの成功事例や興味深い挑戦事例に関わったキーパーソンを招聘して事例研究を行って知見を貯め、また研究・ビジネス人材のネットワーク・コミュニティを構築することを通じて、グローカル・ビジネスの発展に貢献するべく、グローカル・ビジネス・セミナーのシリーズを企画していきます。

 第9回目は、日本での就業経験ゼロ、資格経験ゼロ、法律とアートのパラレルキャリアを実践するメコン現代美術振興財団、One Asia Lawyers Group創業者の藪本氏よりお話を頂きます。大学卒業後、いきなりカンボジアで法律事務所を起業し、現在アジア14か国及び英国で事業を展開。創業から10年目を迎えた今、アジアの現代アート、地方の現代美術館、地方のワイナリー等の出資や寄付に全てを使っておられます。弁護士等に代表される都市エリート、とカンボジア、ラオス等のアジアの地方アーティストとの比較分析の中から、現代における「都市/地方の役割」や「グローバリゼーション/ローカリゼーション」の意味を再定義していただきます。

 さらに、明治大学政治経済学部奥山准教授と会場を交えたディスカッションを通じて、日本の事業者やアーティストがグローカリゼーションを展開していくための課題や解決方法などについて展望していきます。

【講師紹介】
■藪本 雄登(やぶもと ゆうと)氏
メコン現代美術振興財団創業者、One Asia Lawyersグループ創業者

メコン現在美術振興財団:https://auraart-project.com/
One Asia Lawyers:https://oneasia.legal/
コラム:なぜメコンの現代アートが必要か - 現代における アーティスト / 弁護士 の役割とは –

■奥山 雅之(おくやま まさゆき)氏
明治大学 政治経済学部 准教授

中小企業施策の企画・立案に長く携わるとともに、各自治体の施策検討委員会委員などを務める。 専門は地域産業、中小企業、地域ビジネス、起業、製造業のサービス化、企業診断、産業政策など。 博士(経済学)。科学研究費を得てグローカルビジネスを研究中。

【主催】
NPO法人ZESDA
明治大学奥山雅之研究室

【共催】
研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会

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