ロシアのプーチン大統領が復活祭の儀式に姿を見せました。平和を祈る復活祭の儀式とは裏腹に、今もロシアはウクライナ東部などに激しい攻撃を加えています。
ロシア正教会最大の祝祭である復活祭前日。モスクワの教会では、プーチン大統領の盟友でウクライナ侵攻を後押ししたとされるキリル総主教によって儀式が執り行われていました。
儀式にはプーチン大統領も参加し、平和への祈りが捧げられていました。
一方、ウクライナ正教会では警報が鳴り響くなか、儀式が執り行われていました。
女性:「なぜロシアはこんなことをやっているのですか?伝えて下さい。私たちは平和だけを望んでいます」
こちらの女性は復活祭に欠かせないパンを焼くのだといいます。しかし、自宅は砲撃を受けて破壊されていました。
女性:「落ち着かない気持ちです。皆、常に緊張しています。今年の復活祭は幸せを感じない。泣いてばかりです」
パンのレシピは、おばあさんから受け継いだものだそうです。
地下鉄のエスカレーターを降りてきたゼレンスキー大統領。横では列車が走るなか、異例の会見となりました。
ゼレンスキー大統領:「ウクライナにとって復活祭の前日も家族と過ごす時間であり、大切なイベントです。ミサイルが7発も飛んできました。きょう、オデーサを攻撃したミサイルは7発です」
ロシア軍は南部オデーサ侵略を、まだ諦めていないということなのでしょうか・・・。
ロシア軍にとってオデーサ攻略に深刻な影響を与えたとされるのがミサイル巡洋艦「モスクワ」の沈没です。
ロシア国防省は乗組員1人が死亡し、27人の行方が分からなくなっていることを22日、初めて公表しました。
ウクライナ国防省によりますと、モスクワ沈没を巡ってロシア黒海艦隊のイーゴリ・オシポフ司令官が解任され、逮捕されたといいます。
沈没の責任を問われたとみられていて、他にもロシア軍の5人の将官がウクライナでの苦戦などを理由に解任されたといいます。
そんななか、アメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官が日本時間の24日にもキーウを訪問し、武器支援などについて協議するとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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