ウクライナ東部・ルハンシク州の“最後の拠点”セベロドネツクで、攻勢を強めるロシア軍。一方、ウクライナ軍も反撃しています。
■ウクライナ東部“最後の拠点”「5割奪還」
「Z」マークを付けたロシア軍の戦車から、火柱が上がりました。映像をよく見ると、ウクライナ兵が戦車の中に、手りゅう弾を投げ込む様子が映し出されています。
ルハンシク州の知事は5日、セベロドネツクの戦況について、SNSにこう投稿しました。
ルハンシク州のハイダイ知事(SNSから):「ウクライナ軍がロシア軍を押し戻し、市の5割を奪い返した」
“制圧間近”といわれた不利な戦況をはね返し、攻勢に転じているといいます。
イギリス国防省も、「ウクライナ軍の反撃で、ロシア軍はこれまでの勢いを失っている」などと分析しています。
■ロシア軍 首都キーウに“ミサイル攻撃”
一方、ロシア国防省は5日、首都キーウを攻撃し、ヨーロッパ各国からウクライナに提供された戦車を破壊したと発表しました。
キーウのクリチコ市長は、2つの地区がミサイル攻撃を受け、1人が負傷したと明らかにしています。
■プーチン大統領警告「新たな標的に攻撃も」
こうしたなか、ロシアのタス通信によりますと、プーチン大統領は5日、ウクライナにアメリカから長距離ミサイルが提供された場合、「まだ攻撃していない標的に対し、攻撃を開始する」と警告したということです。
(「グッド!モーニング」2022年6月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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