自民党の総裁選を巡り、出馬を表明している岸田前政調会長が2日午前に会見し、「医療難民ゼロ」を掲げた政策を発表しました。
(政治部・土田沙織記者報告)
岸田氏は、病床や医療人材の確保を徹底し、納得感ある説明をしていくと強調しました。
自民党・岸田前政調会長:「国民の協力を得る納得感ある説明です。国が主導して野戦病院等の臨時医療施設の開設、大規模宿泊施設の借り上げ、こうしたものを実施致します」
また、女性や非正規で働く人などへの給付金や感染症対応を強化するための「健康危機管理庁」の設置も打ち出しました。
一方、菅総理大臣に対しては、解散に踏み切るとみられたことで混乱を招き、「より菅離れが加速したのではないか」との声も上がっています。
再選は厳しいとの見方も出るなか、局面打開に望みをかけるのは、人事です。
小泉進次郎環境大臣は4日連続で総理と会談し、「選挙の顔」にもなる幹事長ポストなど要職への起用が注目されています。
6日に行われる人事で、菅総理が党内の求心力を回復させることができるかが焦点です。
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