同性どうしで結婚できないのは憲法に違反するとして、同性のカップルらが起こした訴訟の判決で、大阪地裁は、「同性婚ができないのは憲法に違反していない」として、訴えを退けました。
2019年、同性のカップルらは
「同性どうしの結婚が認められないのは、婚姻の自由を保障した憲法に違反する」として、
大阪を含む全国5つの裁判所で、国を相手に賠償を求める訴えを起こしていました。
これまで国は「婚姻の当事者は、男女を前提としている」
などと、請求の棄却を求めていました。
判決で大阪地裁は、
「憲法24条は異性間の結婚についてのみ定めたもので、同性婚を
禁止するものではないが、同じ程度に保障しているとまではいえず、
憲法違反とは認められない」として訴えを退けました。
同様の訴えでは、去年3月に札幌地裁で「憲法違反だ」とする判断が下されています。
原告側は控訴する予定です。
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