5日午後2時42分ごろ、石川県で最大震度6強の地震がありました。今回の揺れについて専門家は、この後も大きな揺れに注意するように警戒を呼び掛けています。

 元気象庁長官・山本孝二氏:「昨年、震度6弱の地震が起きた場所です。もともと2、3年前から群発性の地震が発生し始めた。繰り返し同じ規模の地震が起きていて、気象庁も群発性で直下型で5強ないし、6弱6強の地震が起きるかもしれないと呼び掛け。まだ活動が収まっている気配はない。地震活動には厳重な注意が必要」

 地震のメカニズムは…。

 元気象庁長官・山本孝二氏:「能登半島沖の群発性の地震は地下水の影響ではないかと。地下水の影響があると地下水が抜けないので長期間、群発性の地震が続く可能性がある。これまでの傾向から言うと群発性の地震が収まっている傾向はみられない。まだ、地震活動は活発な場所だと留意する必要がある。6強で短周期の地震が起きると、木造家屋は倒壊の恐れもある。今後の余震で、建物に被害を与える可能性を注意する必要がある」「一般的には大きな地震が起きると、1週間程度は同じ規模の地震が起きるという呼び掛けが気象庁の方からなされる。当面、1週間は大きな地震が起きる可能性を想定して対処する必要」

 さらに、心配されるのは天気の影響だといいます。

 元気象庁長官・山本孝二氏:「あす天気が大幅に崩れるので、大きな揺れで地盤が弱っている。観光客も地元の人も土砂災害の警戒も必要。警報クラスの雨になる可能性」
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