今回は「カーネーション」の育て方に関して、特に多い質問を回答させていただきます

▼チャプターリスト
00:15 カーネーション 植物図鑑
00:42 カーネーションの管理方法は? 水やり肥料の与え方は?
01:32 カーネーションのお手入れ 摘心や花がら摘みの方法は?
02:21 カーネーション栽培の注意点は? 夏越し、冬越しの方法は?
03:05 カーネーションの育て方 基本情報

母の日の贈り物として人気のカーネーション。切り花のイメージが強いかもしれませんが、カーネーションはガーデニングにもおすすめの植物です。花色も、定番の赤だけでなく、白やピンク・オレンジ・ミックスカラーなどさまざま。ぜひお庭でカーネーションを育てて、愛らしい花を観賞しましょう。

それではよくある質問の一つめです。

「日々の管理や、水やりに関して教えてください。」

カーネーションは耐暑性・耐寒性ともに強く、育てやすい植物です。置き場所は、夏の直射日光に注意して、日光が十分に当たる場所に置きましょう。日照時間が短いと、ツボミが開かない原因になります。また、多湿も嫌います。梅雨の時期には、雨の当たらない場所や風通しのよい場所に置くようにしてください。

カーネーションは水やりをしすぎると根腐れしてしまうことがあります。土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにしましょう。また、花やつぼみに直接水をかけてしまうと、傷みの原因となります。水やりは株元へ優しくするのことが大切です。

続いて二つ目のよくある質問です。

「摘心や花がら摘みなどの作業を教えて下さい」

花数を増やしたいときは、摘心してみましょう。摘心する場所の目安は株元から5節~6節の部分です。摘心することで脇芽が増え、花の数が増えていきます。
開花が終わった花がらは、こまめに摘み取りましょう。そのままにしておくと、株の傷みの原因となる可能性があります。

カーネーションを次のシーズンも咲かせるために、花が終わったら茎を半分の高さになるまで切り戻しましょう。こうすることで、生育が促され次の花がつきやすくなります。特に枝が込み合っている箇所は間引いて風通しを良くします。新芽まで切り落としてしまわないように気をつけましょう。

三つ目の良くある質問です。

「夏越しや冬越しの注意点を教えて下さい」

カーネーションは25℃を超えると花つきが悪くなり、30℃を超えると生育も停滞します。気温が高くなりはじめたら、直射日光が当たらない場所に移動したり、遮光ネットなどで日よけしましょう。また、湿度の高い時期は日中の水やりにも注意しましましょう。

冬の気温が5℃を下回るような地域では、鉢植えは屋内に移動させるのがおすすめです。地植えの場合はマルチングして、地面が凍らないように気をつけましょう。できるだけ日に当てるようにも気を配ります。冬の時期は寒風や霜を避けるようにしましょう。

最後に、
カーネーションの育て方の基本情報です。

用土は、排水性と保水性を兼ね備えた土を好みます。地植えの場合、腐葉土や堆肥と一緒に元肥を混ぜましょう。

肥料は、真夏を除いて、2~3か月に1回、粒状肥料『Plantia花と野菜と果実の肥料』ををばらまきます。

病害虫は、春先にはアブラムシがつきやすくなります。肥料とアブラムシ退治が同時にできるハイポネックス原液殺虫剤入りがおすすめです。

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