海底に沈没した「タイタニック号」を探索していた観光用の潜水艇が行方不明になりました。乗員乗客は5人、航行可能な時間は96時間とみられています。
海底に見える船体。1912年に大西洋で氷山に衝突して沈没、およそ1500人の乗客が犠牲になったイギリスの豪華客船・タイタニック号です。
この船体を探索する観光用の潜水艇が行方不明になりました。アメリカ沿岸警備隊によりますと、潜水艇にはイギリスの実業家ら5人が乗っていて、18日朝、タイタニック号を目指し潜水を開始。およそ1時間45分後に連絡が途絶えました。
米沿岸警備隊員
「私たちはできる限りを尽くして必ず潜水艇を見つけ出し、乗っている人たちを救出します」
運営会社によりますと、ツアーはカナダ東部を出発し、10日間の日程でタイタニック号を探索するもの。費用は1人あたり日本円でおよそ3500万円だということです。
潜水艇が航行できる時間は96時間とされていて、懸命の捜索が続いています。
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