ビッグモーターの店舗前にある街路樹が枯れるなどしている問題をめぐり、新たな事実が相次いで判明した。
石川・かほく市内のイオンモール内に店舗を構えるビッグモーター。
店の前に、不自然な斜面のような場所が存在している。
実はここ、コンクリートで固められているのだ。
近所の人の話によると、数年前までは植物が生えていたという。
ストリートビューでも確認すると、2018年には確かに店の前に背丈の低い樹木があることが確認できる。
ところが、2021年の画像では、その部分に真新しいコンクリートが...。
作業の様子は、近所の人に目撃されていた。
近所の人「観葉植物埋まってたので、どかしてコンクリされてましたね。(作業)スーツの方とかだったんで、多分(ビッグモーターの)従業員の方かな」、「(堂々と普通に?)そうですね、普通にやってましたね」
従業員が舗装作業を行ったためだろうか、舗装の仕上がりはどこか荒っぽく、ところどころひび割れをしている様子もうかがえる。
取材を進めたところ、この場所は敷地を管理するイオン側が、植樹活動の一環として整備した区画だったことも判明。
イオン側は、不正な対応が認められた場合、法的措置を含め対応するとしている。
そして、もう1つ、驚くべき疑惑が発覚したのが、福岡・古賀市にあるビッグモーターの店舗。
ここでは、ガスバーナーで街路樹を焼いた疑惑が浮上している。
2019年に従業員が街路樹に除草剤をまいたり、木をバーナーで焼いている姿が近隣住民によって目撃されていたという。
これは当時、近隣住民が地元の市議に宛てた告発の投書。
近隣住民からの告発「ビッグモーターの社員と思われる人が、街路樹の根元を長い棒の先に火がついたもので焼いていたのです。一本だけでなく、次々と根元を焼いたのです」
FNNは、ビッグモーター側にコメントを求めているが、現在まで回答は寄せられていない。
FNNでは「ビッグモーター不正問題」を継続取材しています。情報提供してくださる方は、ぜひこちらまでご連絡ください。
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