京都アニメーションの放火殺人事件は7月18日、発生から2年がたちました。現場となったスタジオの跡地では遺族ら関係者だけで追悼式が行われました。
2019年7月18日、京都アニメーション第1スタジオ(京都・伏見区)がガソリンで放火され、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負いました。事件では、青葉真司被告(43)が殺人などの罪で起訴されています。
追悼式は18日午前10時半ごろ、第1スタジオの跡地で遺族ら約70人が参列して行われ、黙とうが捧げられた後、京都アニメーションの八田英明社長が「皆さんの想いを大事にして少しずつですが歩み始めています」と弔辞を述べました。
追悼式の後に会見した八田社長は次のように話しました。
(京都アニメーション 八田英明社長)
「2年がたとうと思いはいささかも変わらないです。日々、みんながいてくれたらなとかそういう思いで、なんとか明日をみんなで作ろうねと日々努力しております」
一方、色彩設計を担当していた石田奈央美さん(当時49)を亡くした母親も取材に応じ、悔しくて悲しい気持ちは変わらないと話しました。
(石田奈央美さんの母親)
「(石田さんが)いなくなったら、ああしていたらよかったとか、聞いていたらよかったとか、いろんなことありますよ、やっぱりね。区切りと言ってもなかなかつかないです」
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