福岡県警は、今年春からの主な組織改正の概要を発表しました。ストーカーや児童虐待への対応強化のため専従の係員を増員します。

◆ストーカー対策などを強化
福岡県警の今年4月から組織改正ではストーカーや児童虐待、ニセ電話詐欺など治安情勢に対応するための体制を強化します。ストーカーやDV事案への体制強化については被害者からの相談に的確に対処するため県内の警察署で防犯担当係などを増員します。

◆“事案特化”型の班や係を新設
児童虐待事案とニセ電話詐欺事案については県警本部に児童虐待に特化した捜査を行う「児童虐待事件特別捜査班」とニセ電話詐欺の予防に特化した「特殊詐欺予防対策係」を新設した上で警察署の担当係員を増員します。今回の組織改正について福岡県警は、「県民の安全安心の確保のため一層強力かつ効果的に諸対策に取り組む」としています。

◆統一地方選挙を前に19件の警告
また、福岡県警は今年4月の統一地方選挙に向けた事前運動取締本部を設置しました。県警本部と県内すべての警察署の計379人態勢で事前運動の取り締まりにあたります。福岡県内では、22日までにのぼり旗やポスターの文書掲示違反など19件について当事者に警告をしたということです。

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