今回、腎疾患で亡くなったのは小林製薬の「紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ」を2021年4月から2024年2月までの35カ月にわたって35袋購入した人です。
22日に、家族から問い合わせのメールがあり、把握したといいます。
小林製薬は26日、「製品と死亡との因果関係が疑われる事象」だとして、詳し調べていくとしています。
◇◇◇◇◇
想定していない成分を含む可能性がある紅麹原料を使用した紅麹コレステヘルプの製造番号
<ドラッグストアなどの店舗やECサイトでの販売分> 計14種類
製造番号:J3017、X3037、X3027、X3017、H3057、H3047、H3037、H3027、H3017、F3037、F3027、E3037、E3027、D3079
<当社(小林製薬)の通信販売を通じての販売分> 計4種類
製造番号:X304、H306、G301、E301
◇◇◇◇◇
今回亡くなった人や入院している複数の人に共通しているのが、「腎疾患」を患っているということです。
この腎疾患は「むくみが出る」「尿が出にくくなる」「倦怠(けんたい)感」などの症状があります。
紅麹菌には、腎疾患を引き起こす「シトリニン」というカビ毒の一種が含まれていることがあるそうです。ただ、小林製薬によりますと、今回回収したサプリなどから、この「シトリニン」は検出されていないということです。
一方で、「シトリニン」とは別の「未知の成分」が含まれていた可能性もあるとしています。
現在、小林製薬は相談窓口を設置しています。何か体調に異変を感じられた方は、問い合わせてください。
(「スーパーJチャンネル」2024年3月26日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
powered by Auto Youtube Summarize