あまりに衝撃的な映像のためこの動画を公開するか迷いましたが、安倍晋三元総理大臣の銃撃事件のニュースを聞き、そしてその訃報に接しこの動画を公開することにしました。
この映像は1963年11月22日にアメリカ合衆国のテキサス州ダラスを訪問したジョン・F・ケネディ大統領の車列を、エイブラハム・ザプルーダーが8㎜フィルムで撮影したもの（いわゆるザプルーダー・フィルム）をより鮮明に滑らかに見えるよう4Kにアップスケールし、フレームレートを60fpsまで向上させたものになります。色も少し調整してあります。
映像を見ただけでは不明瞭なところもあると思いますので流れを簡単に説明します。
・ケネディ大統領夫妻を乗せたリンカーン・コンチネンタルが左にターンして数秒後、銃弾が大統領の頸部に命中。ケネディ夫人が大統領の顔を覗き込み心配そうに様子を伺っているが確認できます。
・その直後、2発目が大統領の右側頭部を貫き、頭蓋が開く形で頭部破壊。
・夫人はトランクに飛び散ったケネディの頭部の骨片を拾うため、オープンカーの後方のトランクに這い出る。
・後続の車を降りて駆け寄った護衛官のクリント・ヒルがトランクに飛び乗って夫人を座席に押し戻し、車をパークランド記念病院へ向かわせる。
それにしても銃撃の瞬間があまりに明瞭に映っているで初めてこの映像を見たときは驚きました。
一般的にこうした悲惨な現場に立ち会えば、目や体を背けるような気もしますが、撮影者は動じることなくしっかり被写体を負い続けてます。
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