2024年8月9日より劇場公開される、「バトル・オーシャン 海上決戦」「ハンサンー 龍の出現―」に続くシリーズ最終章「ノリャン ―死の海―」から、本編冒頭映像が公開された。
 
 映像は、死に際の豊臣秀吉を徳川家康が無表情で見下ろすシーンから始まり、ミョンリャン海戦からの朝鮮軍の戦況をわかりやすく説明。シリーズを見てなくても物語に入り込める構成となっている。作品タイトルが表示される直前には、思いにふけるようなイ・スンシンのアップも収められている。
 
 「ノリャン ー死の海―」は、薩摩水軍と朝鮮・明の連合軍が激突した最終決戦を描いた作品。日本が朝鮮半島に出兵して7年。太閤・豊臣秀吉が没し、政権運営を引き継いだ五大老は、全軍の撤退を通達する。要衝・順天を守る小西行長は、明軍に賄賂を贈って退路を確保しようとするが、朝鮮水軍を率いるイ・スンシンは、この機に乗じて日本軍をせん滅する決意を固めていた。包囲された小西軍の窮地に島津義弘率いる薩摩軍が救援に向かい、朝鮮・明の連合軍と日本水軍と最終決戦の火ぶたが切って落とされる。
 
 イ・スンシンを演じるのは、「モガディシュ 脱出までの14日間」などのキム・ユンソク。その他に、明の重要人物をチョン・ジェヨンとホ・ジュノが、イ・スンシンの2人の息子をアン・ボヒョンとヨ・ジングが演じている。監督・脚本は3部作のすべてを務めたキム・ハンミン。オリンピックで使用されたスピードスケートリンクを巨大な屋内セットに改装し、雄絶な海上バトルを再現した。

【作品情報】
ノリャン ―死の海―
2024年8月9日(金)シネマート新宿ほかロードショー
配給:ツイン
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