蓮舫議員 参議院予算委員会3(基金)字幕
蓮舫議員
財政出動でジャブジャブに金が流れた基金というものがあります。コロナ名目で基金に国費が潤沢に流れた結果、令和4年度に基金残高いくらになってますか。
河野国務大臣
16兆6000億です。
蓮舫議員
2019年の実に7倍になってる。去年、返納額が251億円なんですね。16.6兆ある中で251億円、これ私相当精査をしたほうがいいと思うんです。新型コロナウイルス感染症基金。基金の融資は、今年度末の利子補給を最後に、3年後にはクロージングします。なのに、国庫返納しないで済む1に保有割合をするためとしか思えないんですが、これからの3年間、2043億の事業費見込みが計上されてるんです。これゼロじゃないですか、ここ。事業がないから。
西村経産大臣
事業費についてはですね、回収の事業などの経費を計上しておりますので、しっかりそこは精査をしてですね、必要なければ国庫返納するということであります。
蓮舫議員
来年度から利子補給はやらないんですよ。なんで利子補給のための事業が681億、今年度の見込みの10倍計上してるんですか。3年続けて。
西村経産大臣
委託費、これを回収したりするための事業として25億。23年度の利子補給の見込みの金額は減っていくということで、64.8億であります。681億という数字について、ちょっと今精査をさせていただいております。
蓮舫議員
事務方がそれだけ揃っても説明できる内容がないっていうのは、いよいよ怪しいと思うんですよ。だから国庫返納しないで済むように、保有割合の計算式の数字をいじってるんでしょ。これ見直さなきゃ駄目ですよ。全ての190の基金事業を洗えば、16.6兆のうち数兆円規模で、眠っているお金を国庫に返納させられることができると思う。これこそ歳出改革じゃないですか。やっていただけませんか。
岸田総理
厳密に国としても内容を審査上で、適切に国庫返納、促していきたいと考えます。
蓮舫議員
歳出改革が必要だ。少子化対策3.5、防衛には毎年2100、減税財源もいる。いろいろ言ってるんだけど、本当のことやってないんですよ。それなのに今度出てくる補正予算案に、経産省3.4兆、文科省1兆の基金が出てくるっていう、これ順番逆だと思いますよ。洗ってから基金の予算要求してもらえませんか。
岸田総理
基金の中身の審査、行政改革推進会議等を中心に、これからも徹底してまいりたいと思います。その上で国庫返納、しっかり進めてまいります。
蓮舫議員
やっぱり財源が安定したものが全く見えません。増税だけ決まってる。非常に残念です。これ引き続き追いかけたいと思います。ありがとうございました。
以上
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