北京オリンピックの開会式が、いよいよ4日夜に行われる。
北京の会場周辺は、どんな様子なのだろうか。
中国・北京から中継で、フジテレビ・木村拓也キャスターがお伝えする。
3日よりも天気が快晴だが、気温がとても低い。
まもなく開会式が行われるが、その会場が、いわゆる「鳥の巣」。
2kmほど、歩いて10分ほどのところだが、これより近づけない。
生中継で外からお伝えするには、おそらく一番近いとみられる。
これより中には、青い仕切りがあって通れず、さらにその奥に柵が二重になっていて、それ以降は巡回のバスでしか移動できない。
われわれは外に出られない状況で、それだけ厳戒態勢となっている。
4日の開会式は、さらに警備も厳しくなっている。
黒いダウンジャケットと帽子をかぶった人がいるが、常に目を光らせている人が何人もいて、さらに、カメラのようなものも確認することができる。
まさに厳戒態勢の開会式。
そして、出演者の人数も少なくして、開会式の時間も短くする、異例尽くしの開会式ということになるが、異例なのはそれだけではない。
例えば、聖火リレーも異例。
今回、3日間しか行われない超短期集中。
あとは、水の中に入っていく水陸両用のロボットで、水から出して次の走者にバトンタッチということもあった。
今回、3日間で、4日が最終日になるため、4日、また北京市内のバブル内、わたしたちがいるところに入って来て、「鳥の巣」に行くことになる。
さらに、また別に異例なものもある。
全身、防護服を着ている人は、バーテンダー。
世界各国のメディアが宿泊するホテルでのバーテンダー。
それからルームサービス。
これも感染対策ということで、防護服を着用して行うという。
本当に厳戒態勢・感染対策もばっちりというような中で迎える、4日の開会式ということになる。
異例尽くしのこの開会式は、日本時間で午後9時から。
FNNプライムオンライン
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