日本で未承認の前立腺がんの治療を受けるため、オーストラリアに渡った俳優の西郷輝彦さんがJNNの単独インタビューに応じ、決断の背景を語りました。

 「不安はあまりなかったんですよ」(俳優 西郷輝彦さん)

 ステージ4の前立腺がんを公表した西郷輝彦さん。先月下旬からオーストラリアに滞在しています。

 「こちらは西郷輝彦さんが治療を行っている病院です。こちらでは日本では承認されていない前立腺がんの治療が受けられるということです」(記者)

 コロナ禍で自粛生活が長引く中、 数値が急激に悪化したため、日本で未承認の放射性物質を使った治療を受けるためオーストラリア行きを決断しました。

 「PSMAという治療なんですけれども、直接がんだけをやっつける、副作用が少ない。それをぜひお願いしようということでやってきました」(俳優 西郷輝彦さん)

 前立腺がんの最先端の治療を受けるため、オーストラリアには新型コロナで入国制限がある中でも、西郷さんのように医療ビザで入国するケースがみられるということです。

 「抗がん剤治療が難しい患者や高齢の方も、この治療だとうまくいっています」(主治医 ナット・レンゾー博士)

 西郷さんは「8月には帰国し、ファンに元気な顔を見せたい」と話しています。(25日14:18)

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