以下、MIDIデータ作成者のテキストをそのまま貼り付けます。
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【ファイル名】 tele8p.lzh
【 曲 名 】 テレポーテーション-恋の未確認-
【作詞・作曲】 作詞:松本 一起/作曲・編曲:奥 慶一
【 歌 】 橋本 潮
【作品コード】 054-4021-1
【データ入力】 ぴけ
【 SWRD作成 】 エムオー
【データ形式】 標準MIDIファイル(.MID) Format 1 :Timebase=480
【使用ソフト】 XGWorks4.0
Cherry1.4.3
GS Advaced Editor4.0
SystemExlusive Checksum Calculator Ver1.60
【 使用音源 】 SK-88Pro,SC-8820
【 Port数 】 1Port
【 完成日 】 2002年10月1日
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ぴけです。こんにちは。ダウンロードありがとうございます!
アニメ「エスパー魔美」のオープニングテーマ曲「テレポーテーション-恋の未確認-」
注意点)
このデータはAポートからBポートを制御する技法を用いています。そのためMIDI音源側の入力は必ずAポートになるように接続してください。
EFXを使用しています。そのため、SC-88Pro、SC-8820、SC-8850以外の機種では正常に再生されません。
■選曲のきっかけ
エムオーさんのリクエストによるものです。
私のサイト「都立大応援歌MIDIのホームページ」で10000ヒットをゲットした方にお望みのMIDIデータを作る企画を打ち立てたところ、MOMIDIでおなじみのエムオーさんが偶然にも(?)ゲットしたというわけです。
「エスパー魔美」というのは、少々意外でした。藤子アニメと言うのは知っていましたがほとんど見ていませんでしたし主題歌も知りませんでした。ただ田中公平さんが音楽担当している作品ですので、サントラCDが発売されていることは知っていました。
早速CDを購入しようと思っていたところ、今回はなんと、エムオーさんがSWRDを担当してくれて、CDまでプレゼントいただきました。
いやー、MOMIDIでお世話になりっぱなしなのに、ここまでしていただいて恐縮です~。
加えて、エムオーさんの「エスパー魔美」対する愛情と知識の豊富さ、ほとんどマニア
ですねえ。メールがエスパー魔美の話題になると、文章量が2倍くらいになりますもんね。
こりゃー下手なものはつくれないなーと気合いが入ると同時に、プレッシャーでした。
とりあえず、アニメ版のエスパー魔美はほとんど記憶がなかったので、小学館から発売されている全6巻のビデオを全部レンタルし、原作も全巻購入しました。
やっぱり、音楽だけ聴いてMIDIを作るよりも作品世界を知ってからの方が取りかかりやすいと思ったのですよ。全118話のうち、12話と劇場公開版しか見ることが出来なかったのは残念でしたけど、すごく心暖まる話が多いのがよかったです。しかし、なぜビデオはモノラル音声なのだ?
そのあとエムオーさんからのサントラCDが届いたので主題歌を聴いてみました。
制作終了後だから書いちゃいますけど、実はこの曲の初印象はあまりよろしくありませんでした。最近のアニメ主題歌に比べるとかなりおとなしいですし、Aメロなんてボーカルとラムスとベースしかありませんから。何とかしてこの曲を好きにならなければ、なんて思ったものです(今は気に入っています)。でも何度か聴いていくうちに面白い点や打ち込みのポイントが見えてきました。
■打ち込みについて
この曲はサビで「テレポーテーショーン♪」とコーラスが入るところが特徴的です。
まず、これをMIDIで再現しようと思いました。音声部分に3パート使用し、音を重ねたり、頻繁にプログラムチェンジを入れています。
また後半登場するボコーダー風の音声を作るため、インサーションエフェクトのHHumanizerをオルガンに掛けています。面倒ですが発音にあわせて母音のパラメータを変動させていまをす。ボコーダー音声と合計してコーラス隊は4パートの豪華仕様です。
音声部分とその他のバンドの部分は別々にファイルを作成していたのですが、両方を合体させるとやはりというべきか、SC-88Proがモタリました。「テレポーテーション」と発音して欲しいのに、「っつらぷーしゅん」見たいになってしまい、調整に苦労しました。今でもまれに発音がおかしくなりますが、仕様です(笑)。SC-8820やSC-8850では音源処理が
高速なため、たいていは大丈夫だと思います。
全体的にはバッキングがシンプルな作りなので、それだけ音色の作り込みが重要でした。
とくにBassは音色が独特だったので、3パートレイヤーしています。
(TMIDIではなぜか2パートしか表示されません。また、音色はあまり本物に似ていません)
またドラムパートに苦労しました。3連8分のハネ系と気づくのに時間がかかり、自分がいかにリズム感がないかを思い知らされる結果となりました。(^^ゞ
それなりに苦労した作品でしたが、リクエストによって新たな曲にめぐり会えたこと、
久々の合作はいい経験になったと思います。とくに今回は初めて自分の作成したMIDIに
SWRDが付いたことで嬉しさもひとしおです。
SWRDが付いたことで嬉しさもひとしおです。SWRDが付いたことで嬉しさもひとしおです。
それでは、ここでSWRDを作成してくれたエムオーさんにご登場いただきましょう!
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こんにちは。ダウンロードありがとうございました。
SWRDを担当させていただいたエムオーと申します。
今回の曲は私のリクエストによるものです。経緯はぴけさんのお話された通り、都立
大応援歌MIDIのホームページの10,000ヒットを偶然にも私が踏まさせていただいたこ
とから始まりました。
10,000ヒットになる数日前から告知してあったので、これは是非とも取らせていただ
思っていたのですが、私は以前からぴけさんのサイトで書き込みなどをさ
せてもらっていたので、言わば身内みたいなものです。そんな者が取ってしまって
良いのかな?という迷いもありましたが、ぴけさんのサイトのカウンタは同一IPで再
入場してもカウンタは上がらない仕組みになってますから、インチキは出来ません^_^;)
そんな中での偶然ゲット、本当に嬉しかったです。
さて、ゲット出来た喜びも束の間、どんな曲をリクエストしようかと悩みに悩みまし
た。ぴけさんと言えばもちろんサクラ大戦の音楽にすべきだろうと思ったのですが、
「曲の幅を広げるために出来ればサクラ以外の方が良い」というぴけさんのお言葉に
感銘し、敢えてサクラ大戦以外の曲をリクエストさせていただきました。
その曲は1987年にアニメ化し、私の大好きだった藤子・F・不二雄先生の作品、
「エスパー魔美」のオープニングテーマ「テレポーテーション-恋の未確認-」です。
私はドラえもんに始まり、藤子アニメで育ったクチです。何しろ丁度小学校入学の頃
ドラえもんの放送が開始され、ハットリ君、パーマン、オバQと夕方6:50(15分作品
の場合6:45から)の時間帯は毎日見てきましたし、当時の小学生の見る番組としては
定番だったと思います。
ただ、やはり藤子アニメというのは、「子供のアニメ」という偏見があって、成長と
共に「見ているのがカッコ悪い」と思うようになってしまい、小学生の高学年になる
頃にはあまり見なくなっていたと思います。
しかし、そんな私を藤子アニメに引き戻した作品があります。
劇場版のドラえもん、1986年春に公開された映画「のび太と鉄人兵団」です。
これまでは必ず「のび太「の」○○」だったのが「のび太「と」」に変わった最初の
作品だということは大した問題じゃなくて^_^;)、その奥深い感動的なお話に一気に
藤子アニメに引き戻されてしまいました。
「鉄人兵団」に関してはこれだけで相当長文になってしまいますので(笑)、今回は
割愛させていただきます。主題歌の「私が不思議」のMIDIで合作が実現出来たら、
その時にでもお話出来ればと思います。
さて、鉄人兵団にて一気に藤子アニメへの情熱が再燃し、大長編ドラの原作も当時発
売されてた分はすべて買い揃えました。そんな中ではじまったアニメの「エスパー魔
美」。私が見ないはずはありませんよね。
「エスパー魔美」という作品はアニメ化は1987年でしたが、原作の連載が始まったの
は1977年です。原作とアニメでは10年の開きがあり、若干アニメ化の際に設定を変えた
部分はありますが、アニメ化されても原作の雰囲気を全く損なわず、アニメのスタッフ
が原作をしっかり理解していて、魔美に対する情熱が相当のものだったと伺えます。
アニメの最初の方で原作の話はかなり使い果たし、後半はアニメのオリジナルの話が
多かったと記憶しています。アニメのオリジナルの話は飛びぬけて印象に残る話がなく
事件としても大きなインパクトのあるものではなかったためですが、これはアニメ化の
際の藤子・F・不二雄先生の要望でもあったそうです。
今回のMIDI&WRD作品の作成にあたっては日本コロムビアの「エスパー魔美-オリジナル
・サウンド・トラック-完全盤-」(COCX-31688→89)を参考にしております。
このCDは1989年に発売された劇場版「エスパー魔美 星空のダンシングドール」の音
楽集と、テレビシリーズの音楽などを2枚組のCDに収録した完全盤で、魔美のファンに
は必携のCDと言えます。
また同梱されているブックレットにも作品の解説等が非常に詳細に載っていて、本当に
魔美を愛する方々が作った素晴らしいCDだと思います。
今回のMIDIを聴いたことで、少しでも興味を持っていただけたら是非、このCDも探して
てください。
さて話をMIDIの方に戻します。
ぴけさんに今回の「テレポーテーション」のリクエストを頼もうと思ったのですが、
私の中ではこれだけ思い入れがあるものの、これまでぴけさんと魔美の話をしたことも
ありませんし、第一ぴけさんが魔美を知っているかどうかということももわかりません
でした。
そんな曲をリクエストしても良いのだろうか、、、との思いもあったのですが、今回の
「魔美」とぴけさんを繋ぐ唯一の接点は 「音楽が田中公平氏であったこと」でした。
(注、テレポーテーションの作曲は奥慶一氏です。)
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