ウクライナ東部で激しい戦闘が続く中、アメリカはウクライナに日本円で1,000億円相当の軍事支援の追加を表明した。
ウクライナ南東部の都市マリウポリの道を両手を上げながら歩く兵士たち。
この映像は、ロシア国営テレビがウクライナ兵が降伏する様子として放送したもの。
中には、担架で運ばれる兵士の姿もあり、別の兵士の右手には降伏を示す白旗が握られている。
降伏したとされる兵士「囲まれていたので降伏しなければならなかった」
ロシア国防省は13日、マリウポリで1,026人のウクライナ兵が「自発的に武器を置き、降伏した」と発表。
この中には、将校162人と女性兵士47人も含まれているという。
一方、ウクライナ国防省は「そういった情報はない」と否定している。
また、マリウポリ市長は13日、ロシア軍の攻撃により、これまでに9割以上のインフラが破壊され、市民2万1,000人以上が犠牲になったと発表。
ウクライナ東部では戦闘が激化している。
12日時点で、マリウポリの多くの場所を支配していたロシア軍。
翌日になると、ロシア軍が勢力を拡大していた。
アメリカの戦争研究所は、今後1週間でロシア軍が占領を完了する可能性が高いとしている。
さらに...。
ロシア国防省報道官「ロシアへの攻撃が続けば、キーウを含む政権中枢を攻撃することになる」
ウクライナ軍がロシア領土にある建物などに対し、妨害行為や攻撃を試みていると主張。
このような事態が続いた場合、首都キーウなど主要機関への攻撃も辞さない考えを示した。
ロシア軍が攻勢を強める中、アメリカのバイデン大統領はゼレンスキー大統領と電話で会談し、砲弾や装甲車両、軍用ヘリコプターなど、8億ドル(日本円でおよそ1,000億円)相当の追加の軍事支援を表明した。
会談後、バイデン大統領はロシア軍がウクライナ東部で大規模な攻撃を準備しているとして「ウクライナに防衛力を提供し続ける。今は休むわけにはいかない」と強調した。
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