これから流れるVTRには、遺体の映像が含まれています。「つらい」と感じる方は、無理なさらないで下さい。
■ウクライナ兵 1000人超投降か
ロシア軍による包囲が続くウクライナ東部のマリウポリ。ロシア側からは、こんな情報が・・・。
ロシア国防省・コナシェンコフ報道官:「マリウポリ市のイリイチ製鉄所の地区で、ロシア軍と『ドネツク人民共和国』の部隊による攻撃があり、第36海兵旅団の1026人のウクライナ軍兵士が投降した」
この第36海兵旅団は2日前、弾薬はもう残っていないと、SNSに悲痛な投稿をしていた部隊です。
一方で、ウクライナ政府は投稿がフェイクの可能性があり、この部隊が市内の別の地域で活動していたアゾフ連隊と合流したとしています。
市当局は、包囲されたこの街の犠牲者は、2万1000人以上に及ぶと推計したうえで・・・。
マリウポリ市・ボイチェンコ市長:「残念ながら、市街戦が始まったため、死者数を把握できなくなった。敵の攻撃で、亡くなった人々の遺体を回収するのが不可能になった。遺体が街角からどこかに消されている証拠がある」
■ロシア 証拠隠滅か「遺体を火葬」
マリウポリ郊外の地下道。市議会によると、ロシア側が毎日、数百人の遺体をここに集めているといいます。
ウクライナ国防省は、ロシアが移動火葬車13台を使って証拠隠滅を図っていると訴えています。
ドネツク州・キリレンコ知事:「ブチャでの戦争犯罪やジェノサイドの証拠が出て以来、ロシア軍は移動火葬車で証拠を焼き、ロシアが支配する地域に遺体を運び出したりしている」
■“ブチャ虐殺”子ども191人死亡か
一方、「ブチャの虐殺」の実態を明らかにするため、フランスの専門家チームが現地に入り、支援にあたっています。
ウクライナ・ベネディクトワ検事総長:「家族3人の遺体が掘り起こされるのを見たかと思います。女性1人と子ども2人、身元は調査で明らかになるでしょう。フランス調査チームの参加もあるかもしれません」
ウクライナ検察当局は、ロシア軍の侵攻が始まってから、少なくとも191人の子どもが死亡し、349人が負傷したと発表しています。
(「グッド!モーニング」2022年4月14日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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