岸田総理は、現在停止されている北方領土のビザなし交流について「別途の事業を考えなければならない」との考えを示しました。
岸田総理は、北海道の鈴木知事らと面会し、ロシアによるウクライナ侵攻により再開のめどがたっていない▼北方領土のビザなし交流や▼周辺海域から祖先を弔う「洋上慰霊」を求める要望書を受け取りました。
岸田総理
「北方四島交流事業が当面実施できないという中で、それを踏まえて別途の事業についてなにか考えていかなければいけない」
面会で岸田総理は「元島民の皆様方の思いになんとか応えなければならない」と述べた上で、停止されている交流事業について「別途の事業を考えなければならない」との考えを示しました。
面会を終えた鈴木知事は「元島民の思いに沿って、何か一歩でも実現できるように取り組んでいく必要がある」と訴えました。
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